蜂に刺されてしまった時には
蜂に刺されてもアナフィラキシーショックが発症しなければ命にかかわる心配がほとん どありません。
しかし、蜂毒は敵を追いはらうために進化したのですので強烈な痛みをもたらす成分が含まれていますので、もし支えてしまった場合は必ず病院に行って手を合わせをする必要があります。
刺された痛みをやわらげるために次のような方法がありますのでご紹介しておきます。
●毒を取り除く
刺されたらすぐに毒を除去して体内に取り込まれる蜂毒をできるだけ少なくしましょう。市販されているポイズンリムーバー(吸引器)を使うとうまく蜂毒を吸い出せます。野外キャンプやハイキングを行う時には必ず携帯しましょう。
●傷口を冷やす
腫れていたり痛みがあるときには、刺された場所を冷水などで冷やすのも効果的です。
●薬を使う
はれや痛みがひどいときには、ステロイド軟膏を塗ったり、抗ヒスタミン剤を服用します。病院で症状を告知して処方してもらいましょう。
昔から言い伝えがあるアンモニアや尿を塗るのは効果がないばかりか雑菌が腐食してしまって有 害ですから、絶 対にやめましょう。
蜂に刺されてしまった場合には、アナフィラキシーショックに発症してしまうなどという非常事態も考えられますので必ず最寄りの病院に行って手当てをする必要があります。また意識がなくなってしまったりした場合には救急車を呼んでください。